ライオン学園 賢者の学校
特色
子どもたちの健全な発育・成長を第一に考えています。
こだわり ①テストなし、通知表なし。体験から学ぶ!
争わない、競わない、比べないを合言葉とするライオン学園。
人と比べるためのテストや通知表は一切ありません。
その代わり、一人ひとりの成長を見守るために、スタッフがその日の出来事、感情の動きなどをノートに書き記します。
●子どもも大人も同じ1票を持っています。
子どもが企画書を書き、予算を立て、予算を集め、実行に移すこともたくさんあります。
企画例
・ハロウィンパーティをしたい!→10月実行
仮装の衣装を手作りしたり、ご近所さんへのプレゼント配り(逆トリックオアトリート)をしたり、
みどりの星こども園の子どもたちも一緒に大自然の中でトリックオアトリートをしたりしました。
・みんなでキャンプに行きたい!→11月実行
まずはデイキャンプから実行。 夏にキャンプを実行予定です。
・クリスマスパーティをしたい!→12月実行
グループに分かれてケーキ、ゼリーを手作り。数日前からレシピを調べ、予算を立て、作りました。
楽しいイベントの中にもたくさんの学びがあります。
生きた国語、算数、理科、社会、家庭科等々を学んでいます。
●子ども同士意見がぶつかることもあります。
気持ちと気持ちがぶつかりあいながらも、自分の気持ちが認めてもらえたことで、
相手の気持ちも少しずつ受け入れられていきます。
その過程があるからこそ、真の「思いやり」「優しさ」「相手を想う」「争わずに相手と向き合う」
というところにたどり着くことができるのです。
賢者の学校では体験から学ぶことを大切にしています。
こだわり ②本当の意味での自由
賢者の学校は自由です。
しかし、その「自由」とは、何をしても良いという意味ではありません。
自由を履き違えない、ということを子どもたちは身を持って学んでいます。
子どもたちが主体的になって行う朝の会で、その日の予定を立てます。
紙飛行機を作りたい、バスケをやりたい!そういった意見ももちろん通ります。
それと同時に、ライオン学園に来たい、居たいと望んでいるのは本人たち。誰にも強制はされていません。
だからこそ、みんなで協同生活を送るための畑活動や動物たちのお世話、
健康な身体を作るための運動は、必須科目となっています。
生活の中に緩急をつけ、秩序が自然と身につく環境です。
活動例)
9:00-10:00 雑巾がけ/朝の挨拶(みどりの星こども園と合同)/リズム遊びもしくはランニング
10:00-10:30 朝の会
10:30-12:00 午前活動
12:00-13:00 給食/自由時間
13:00-14:00 午後活動(座学含む)
14:00-14:20 清掃
14:20-14:50 帰りの会
15:00 帰りの挨拶(みどりの星こども園と合同)
賢者の学校に入学してから、早寝早起きができるようになった。
入学前はスマホ依存症だったが、今ではほとんど見ることもなくなった、 という声も届いています。
こだわり③ ミネラルたっぷり、安心安全なオーガニック給食
自分たちで大事に育てた美味しいお米
藁集め・田植え・草取り・稲刈りなど、大人も子どもも一緒になって稲作をしています。無農薬・無化学肥料で、安心安全なお米を育て、そのお米を食べています。お米は完全自給自足です。
菌ちゃんに触れながらの野菜づくり
畑は吉田俊道先生の菌ちゃん農法を採用しています。
*吉田俊道先生/長崎県を拠点に農薬・化学肥料を使わない自然の力を生かした農業を実践し、全国の園や学校で菌ちゃん農法を伝えています。多くの人から「菌ちゃん先生」と呼ばれ、親しまれています。
ご飯づくりに出る生ゴミ・切りくずを、微生物いっぱいの米ぬかボカシで発酵させた後、畑に入れます。
すると、微生物のチカラで、病気や害虫に強い、健康で美味しい野菜が育ちます。
菌ちゃん野菜を食べることで、腸内フローラ(腸内の細菌群)が整い、より健康なカラダになります。
欽ちゃん農法で野菜を育てることで、同じ畑から継続して野菜を育てて収穫することを目標にしています。
循環する暮らしを実践しています。
ミネラル・ファイトケミカルを重視した食事づくり
旬のオーガニック野菜や発酵食品、抗酸化成分の多い食材を厳選し、よく噛んで食べることを大事にしています。
菌ちゃんこと微生物、微量栄養素のミネラル、抗酸化成分のファイトケミカルに着目し、野菜の皮と成長点である根や茎の先端を捨てずに、丸ごと調理し、食べることで、しっかり栄養のとれる、より豊かな給食にしています。
調味料やお肉などは、日本で一番安全基準が厳しいとされるオルター(無添加・無農薬・有機・国産)の商品を使用しています。
④一人ひとりの進みたい道を大切に
賢者の学校は、社会の一部です。お子様の住んでいる地域の学校や、市町村と連携を大切にしています。
一部の小中学校では、賢者の学校での出席が公立小中学校での出席と認められています。
また、賢者の学校を卒業した後の進路相談にも乗っています。
「公立中学校に行かなくて、勉強が追い付かなくなるなど、不安はないの?」という一般的な質問に対しての、
ある生徒の答えを紹介します。
「中学校に行っていても、不安な気持ちはみんな持ってると思う。
私は賢者の学校に来たからこそ、やりたいことが見つかった。
今私は、私に必要な勉強をしていくだけ!
自分で道が見えているから、勉強することは苦しいことじゃない。」
賢者の学校では、一人ひとりの進みたい道を大切にしています。